ダンスのセンスを磨く

こんにちは!

はっす→です!

センスがあればダンスの上達は早くなりますし
センスをもち続けているダンサーは何年たっても
第一線で活躍することが多いです。

逆にセンスがないと練習量で
ダンスはそこそこのレベルまで上達しても、
ある一定のレベルで頭打ちになってしまい
それ以上は上達のスピードが遅くなってしまいます。

本日は「センスがほしい!」と悩む方へ
ダンスがうまくなる「センスの磨き方」を紹介いたします。

センスとは何か

ダンスでいう「センス」とは一言で言いきるのは難しいです。

センスとは直訳で「感覚」という意味になります。
よくダンスでは観察力と再現力の高い人が
「センスがある」と言われます。

1度見た動きを再現できたり、
1度習った動きを忘れずにできたり
オリジナルな工夫を入れて
動いてみせたりするとセンスがあると言えます。

どうやって身体を動かして、
どこに重心をもっていって動いているかなどを瞬時に判断して、
自分の思い通りに身体を動かして再現できる能力を
「センス」とここでは定義します。

センスは磨くことができる

器用な方はセンスに
必要な要素を無意識のうちに引き出して
再現することができますが、
不器用な方はこのようにブログで書いても
口で伝えても「センス」とは何かを理解することができません。

頭では理解できていても、
具体的にどういうものなのかが実感として
分からないのでできないのです。

レッスンを受けていても、
観察力がない方は手足の動きだけを同時に見て
マネしようとします。

一方で観察力のある方は
全体でどうなっているのかから見ます。

細かい動きは後回しにして、
手足の動きよりも後ん取り方や重心の置き方にも
気を配っています。

この観察力を身につけるためには、
とにかくマネをすることです。

Youtubeで格好いい動きのある動画を見つけます。

まずは完全にコピーするために
最低30回は同じ動画を繰り返して
動きを頭に叩き込んでください。

「一歩前に進む」という動きであっても

  • 重心はどうなっているか
  • 歩幅はどれくらいか
  • 足の軌道はどうなっているか
  • カカトから着地しているか、つま先から着地しているか
  • 靴の大きさはどれくらいか
  • 腕のうごきはどうなっているか
  • 手の形は開いているか、閉じているか
  • 胸、首、頭の動きはどうなっているか

など、細かく分析して多くの情報を仕入れていきます。
もちろん頭で理解するだけでなく、実際に踊って再現します。

ゆっくりと動いて動画と同じことをコピーします。

一度にやるべきことがあるので
1つずつ動画から仕入れた情報を再現します。

実際に再現させようとしたら、
このタイミングのこの部分は
どのようになっているのか、
分からない所がでてきます。

何度も動画を見直しながら再現率を高くしていきます。

・・・
気の遠くなるような作業ですが、
これを続けていくことでダンスの観察力が養われ、
ダンスの動きの幅が飛躍的に増えます。

「私はセンスがないから、ダンスに向いていないんだ」

このような考えをする前に、
センスを磨く努力をしてみてください。
地味な作業なので正直、面白くはないですが
これを最低1年続けていくことで、
あなたはダンサーとしてさらに上のステージ進むことができます。