レッスンの注意を繰り返してしまう

こんにちは!

はっす→です!

レッスンで受けた注意を何度も繰り返してしまう。
本人は必死にやっているのに何度も同じ注意を
受けてしまうという悩みをもつ生徒様は多いです。

「同じ失敗をしないように・・」

焦ってしまえば焦るほど混乱してしまって
また同じ失敗を繰り返して
自己嫌悪に陥ることもあります。

こんなとき

「今自分は受けた注意をどの程度まで理解してできているか」

と段階を踏んで見直してみることをおすすめしています。

注意の段階とはこのようになっています。

  • レッスン中の注意が理解できていない
  • 受けた注意を覚えていない
  • 頭では注意を理解できても体につながっていない
  • 体につながっていても、レッスンにつながらない
  • レッスンにつながっても、本番につながらない

注意が理解できていない

レッスン中に受けた注意が何なのか、
なぜ注意されたのか、注意されても改善する気がない場合
この段階になります。

例えば「リズムが早取りになっている」という注意を受けた場合、

  • なぜ早取りといっているのか、早取りの自覚がない
  • 早取りが何のことなのか分からない
  • この曲は少しテンポが早いし早取りしないと間に合わない

このような場合が「注意が理解できていない」段階となります。

まずは早取りをしてしまっている事実を認識して

  • 何が問題であったのか
  • どう改善すれば良いのか分かる

この2点を理解することで次の段階になります。

注意を覚えていない

レッスン中に受けた注意をその場では改善しても
レッスンが終わって気が抜けた瞬間に全て忘れてしまう。

結構これ多いです。

レッスンが終わってすぐにメモをして
忘れないようにしたり
休憩時間中にすぐにメモを取るなりして
忘れないようにします。

「レッスン中にそんな格好悪いことはできない!」

こんな考えもあるかと思いますが
何度も同じ注意を受けるのと比べたらよっぽどマシです。

頭で理解できても体につながっていない

頭では分かっているけれど、
体の感覚としてどうやっていいのか
分からない状態を指します。

感覚として分からないから、
練習できない、
練習できないから、
レッスンに使えないなど。

感覚として分かっていても、
無意識にできなかったりする状態です。

頭では理解できているため、
練習をしてできた状態が
どんな感覚なのかを身体に落とし込むことです。

感覚が理解できていても感覚を身体に染み込むように
無意識でも出すことができるように練習をします。

レッスンにつながらない

自主練習では改善できたけど、
レッスン中は同じ間違いをしてしまう。

ここまできたら、あとは練習のみです。

レッスンの雰囲気であったり、他に生徒がいたり
自主練習とは異なる環境になっただけです。

落ち着いて踊るように、
音をしっかりと聴くようにしてみてください。

本番につながらない

普段のレッスンでは改善できているのに
イベントや舞台では同じ間違いをしてしまう場合

イベントや舞台の
独特な雰囲気にのまれている場合が多いです。

適度な緊張を持ちつつ、気を緩みすぎず

この状態で普段通りの練習と同じように動けば
きっと改善はされていきます。

まとめ

たかが注意1つを改善するといっても
何度も同じ注意を受けると自己嫌悪に陥ります。

努力して注意を直していくことに違いはないのですが
どう努力して改善していけば良いのか、努力の方向が
間違っていないかを紹介しました。