ダンスのやる気を出させる方法

こんにちは!はっす→です!
発表会、イベント、コンテストなどに出場する際、チームで集まって練習することが多いでしょう。その中でよく聞かれるのが「やる気のない子をなんとかしたい」という声です。同じ目標に向かっていれば自然とやる気が出てくるものですが、「どうにかなる」「優勝しなくても良い」といった考えのメンバーがいると、やる気の差が問題になります。

やる気がないのは悪いこと?

チームのリーダー役を務める子にとって、皆で良いものを作りたいという想いが強いため、やる気のないメンバーにも頑張ってもらい、チーム全体の士気を高めたいと考えるのは当然です。皆が頑張っている中でやる気のない態度を取ったり、振り付けを覚えていないと、全員のモチベーションに影響します。
しかし、特にスクールの発表会などでは、生徒一人一人の年齢や環境が異なり、都合を合わせて練習しています。みんなそれぞれダンスに対する情熱や優先度が違い、モチベーションも異なります。振り付けを覚えていない人を「やる気がない」と言うのは簡単ですが、その人にとってダンスの優先順位が低いだけであり、その中で頑張っているかもしれません。

忙しい生活を送る中で練習の時間を割くことが難しい人にとって、ダンスに対する優先順位は低くなります。それを「やる気がない」と批判しても何の解決にもなりません。

やる気を出させる

結論から言うと、やる気のない人に対してやる気を出させる方法はありません。他人の考えを自分の思い通りにコントロールすることはできないからです。いくら「練習を頑張れ」「やる気を出して」と言っても、響かない人には全く響きません。
ではどうすれば良いのでしょうか?

答えは、あなた自身が今以上にダンスを楽しみ、上達する姿を見せることです。あなたが楽しくダンスをして上達する姿を見せることで、やる気のない人に「やってみようかな」「うまくなってみたいな」と思わせるのです。

本人の気持ちを直接コントロールすることはできませんが、間接的に訴えかけて気持ちを変えることはできます。リーダー役の子がまず楽しみ、上達することで、周りのメンバーもその姿に憧れを持ち、付いてくるようになります。

具体的なやる気を引き出す方法

以下の具体的な方法を試してみてください。

ポジティブな雰囲気を作る

練習中にポジティブな雰囲気を作ることが大切です。メンバーがお互いに褒め合うことで、やる気を引き出すことができます。

小さな成功体験を積ませる

小さな成功体験を積ませることで、自信を持たせます。例えば、新しいステップを覚えたときに褒めることで、達成感を感じさせることができます。

目標を明確にする

チーム全体の目標を明確にし、メンバー一人一人の役割を明確にします。これにより、メンバーが自分の役割を理解し、やる気を持つようになります。

楽しいイベントを企画する

練習の合間に楽しいイベントを企画することで、チームの絆を深め、やる気を引き出します。例えば、チームで食事に行く、リフレッシュのためのレクリエーションを行うなどが効果的です。
まとめ
ダンスチームでやる気を引き出すためには、他人の気持ちを直接コントロールすることはできませんが、リーダーが楽しみ、上達する姿を見せることで、間接的に訴えかけることができます。ポジティブな雰囲気を作り、小さな成功体験を積ませ、目標を明確にし、楽しいイベントを企画することで、チーム全体のやる気を高めましょう。