何のためにダンスをするか
こんにちは!はっす→です!
あなたはなぜダンスを続けていますか?「ダンスが好きだから」「ダンスが楽しいから」「運動不足の解消になるから」などの答えが出ると、とても嬉しいです。
では、なぜダンスを頑張って続けていますか?「頑張れば頑張った分だけうまくなるから」「頑張るのも楽しいから」「理由は分からない」などの答えでしたら良いと考えています。ダンスを続ける理由なんて、私は1年ごとに変わっていました。
しかし、気をつけてほしいのが「認めてもらうため」や「止めると悲しむ人がいるから」といった、あなた自身ではなく他人がどう思うかという理由でダンスを続ける場合です。
ダンスは自由なもの
ダンスはある程度の与えられた範囲内であれば自由に踊って表現するものであると考えています。「ある程度の与えられた範囲内」とは常識の範囲内とも言えます。
例えば、ヒップホップのバトル中にいきなりブレイクダンスやバレエを始めると、「いやいや違うでしょ。空気読めよ!」となります。常識の範囲内であれば、ダンスは自由にやっても良いものです。
しかし、「他人がどう思うか」という理由で、あなた自身の行動に制限をかけたり躊躇するのは注意が必要です。
誰かのためでも悪くはない
誰かに認められたい、誰かが悲しむからといった他人がどう思うかという理由でダンスを続けることも立派な理由です。しかし、それには注意が必要です。
「楽しいから」という自分を軸にしてダンスを楽しむ人と、「誰かに認められたい」という他人を軸にしてダンスをする人では、ダンスが上達する速度にはそれほど違いはありません。どちらも真剣にやれば、それだけ上手くなります。
ただし、認められることを目的にしていると、認められなかった場合に挫折から立ち直るのが大変です。自分の本当にやりたいことを我慢して認められるためにダンスをしてきた結果、認められないと分かったとき、自分の気持ちとズレが発生して苦しむことになります。認められなかったことが原因でダンスの熱が冷めてしまうこともあります。
一方で、ダンスを単純に楽しんでいる人は、うまくいかなくてもどうすればうまくいくか、自分の目指すべきところを見つけて楽しみながら上達していきます。
誰かのために何かを成し遂げる方が必死になれますし、挫折することやそこから起死回生することも良い経験ですので、どちらが良い・悪いとは言えません。
今、自分は誰かに認められたくて踊っているということに気づいても、無理して変わる必要はありません。あなたが今何のためにダンスを続けているのか、自分のためなのか、他人のためなのかという2つの考え方があることを知り、自分はどちらに属しているかを考えるきっかけになればと思います。
まとめ
ダンスを続ける理由は人それぞれです。自分の楽しみのために続ける人もいれば、誰かに認められるために頑張る人もいます。どちらの理由も立派ですが、それぞれに注意が必要です。自分のためにダンスを楽しむことが一番の上達の近道です。ダンスを楽しむことで、自然と上達し、挑戦する勇気も湧いてくるでしょう。