現状維持という名の後退
こんにちは!
はっす→です!
ダンスが上達してくると「ここ数日練習はしていないけど、現状維持だから大丈夫」という考えが出てくることがあります。しかし、何もやらずして現状維持はあり得ないということを本日はお伝えします。
現状維持とは
現状維持とは、現在の状況や状態、情勢などをそのまま変えずにおくこと。また、現在の状況や状態、情勢がそのまま変わらないこと、という意味で定義されています。ダンスにおける「現状維持」とは、あなたのダンスのレベルがうまくなることも下手になることもなく、そのままの状態であるという意味合いで使われるかと思います。
何もしなくて現状を維持できるか
何もしなくて現状を維持するということはできません。理由は、踊るための感覚は何もしないと日に日に鈍っていくからです。何もしないと筋肉も衰えますし、踊るためのイメージも薄れてきます。
また、周囲のダンサーは日に日に努力をしてうまくなっていく中で、あなたが何もしないと相対的に下手になっていくことになります。現状維持は停滞という考え方をされる方もいますが、私は「停滞」と思っていても実は「後退」していると考えています。
今はいろんな情報が飛び交っていて、どんなことでも変化が非常に早いです。今は常に変化に合わせて対応しないと衰退してしまいます。変化に追いつこうとしたら現状維持ではなく、常に進化するくらいの気持ちでなんとか「現状維持」となります。
現状維持のためには
日に日に衰えないように現状を維持するには、毎日少しずつでもトレーニングをすることです。トレーニングができなくても踊るイメージが薄れないように音楽を聴いて「ここの部分はどうやって動いてみようか」とイメージトレーニングをします。
「現状維持だから大丈夫」といった考えが出てしまうのは恐らく、「今日はちょっと疲れた」「ダルい、毎日するのは格好悪い」といった気持ちから、サボりたいという気持ちの言い訳に「現状維持」を使っていないでしょうか?
ダンスのうまい人はそんな気持ちに打ち勝って延々と上を目指して練習をしているからうまくなるのです。読んでいるだけで耳が痛くなる言葉ですよね。最初から100点を目指すと踊ることがつらくなるので、今できる「ちょっとしたこと」から始めてみてください。
例えばYouTubeで気になったダンスの動画を見つける。その動画で使われている曲は何か調べてみる。動きを解析してみる。自分ならどのようにアレンジしてみるかイメージトレーニングしてみる。今できることを少しずつ始めるだけで良いのです。
まとめ
現状維持と思っていて何もしないと、実は衰退していることになります。本当に現状維持は、毎日練習することでやっと現状維持になる。うまい人はそこからさらに上を求めて練習をしているからうまくなる。