音を身体で奏でるイメージをもつ
こんにちは!はっす→です!
「あなたは今、音をきちんと聴いて踊ることができますか?」と質問すると、「ちょっとできていないかも」と回答する方は意外に多いです。自己評価が厳しい方はこのような回答をする一方で、「全然、音聞けているよ!」という方に限って、実は音と合っていないことがあります。
踊っているときにいろいろ考えすぎて、タイミングがズレてしまうことはよくあります。今日は、音をしっかり聴いてリズムが取れるようになる方法を紹介します。
身体で音を出すイメージを持つ
実際には音楽はスピーカーやイヤホンから流れていますが、あなたが踊ることで身体から音楽が出るイメージを持つことが大切です。
例えば、足を踏むことで「ダン!」という音が鳴る、腕を振り上げきったときに「カッ!」という音が鳴るといった具合です。一昔前に流行した音ゲーのように、バックグラウンドの音楽に合わせてあなた自身が楽器となり、踊ることで振り付けという音で味付けをして一つの音楽を完成させるイメージを持ってください。
このイメージを持ちながら踊ることで、音を正しく身体から出せるように意識的に音楽を聴くようになります。少しでも音がズレて身体が動くと、テンポが乱れた状態で音が出て違和感を感じます。この方法で踊ることで、「今の音の出し方は良かった」「今の動きは実際に流れていた音とイメージが違っていた」といった振り付けに対する考え方が変わってきます。
無駄に力が入らず、脱力した状態で踊れるようになると、音楽と身体が一体となった感覚を覚え、より自然で流れるような動きが可能になります。
練習方法の具体例
以下に、具体的な練習方法を紹介します。
音楽を選ぶ:リズムが明確な曲を選びます。ヒップホップやポップスなど、ビートがはっきりしている曲が良いでしょう。
動きを分解する:音楽のビートに合わせて、足踏みや手拍子といった簡単な動きを取り入れます。まずはシンプルな動きから始め、徐々に複雑な動きを取り入れていきます。
音と動きをリンクさせる:足を踏むときに「ダン!」という音が鳴るイメージ、手を叩くときに「パン!」という音が鳴るイメージを持ちます。動きと音をリンクさせることで、リズム感を養います。
鏡を使って確認する:鏡を見ながら、自分の動きが音楽と一致しているか確認します。視覚と聴覚を使って、音楽との一体感を高めます。
録画して見直す:自分の踊りを録画し、後で見直してみます。音楽と動きが一致しているか、自分の動きに改善点がないかをチェックします。
まとめ
音を身体で奏でるイメージを持つことで、リズムの取り方や音の表現力が向上します。音楽に合わせて身体から音を出すイメージで踊ることで、自然で一体感のあるダンスが可能になります。慣れてくると、振り付けを通して音を表現することができるようになり、より豊かなダンス表現ができるようになります。
この方法を取り入れて、日々の練習に活かしてみてください。ダンスを通じて音楽と一体となり、より素晴らしいパフォーマンスを目指しましょう!