良い音で耳を鍛える
こんにちは!
はっす→です!
ダンスの表現方法をより良くする方法として
耳を鍛える
という練習方法があります。
特にダンス初心者は、自身の好きな曲ばかりを聴くのではなく
さまざまな曲を聴いては耳を鍛えると、
踊れるようになったときに表現がズバ抜けて良くなります。
耳を鍛えるとは
ダンスの振り付けをするとき
4分音符だと
1、2、3、4、5、6、7、8
8分音符だと
1、&(エン)、2、&(エン)、3、&(エン)、4、&(エン)、
5、&(エン)、6、&(エン)、7、&(エン)、8、&(エン)
といった具合にカウントで踊ります。
もちろん曲を聴く最中もこのカウントを意識することは重要です。
でも、実際に曲を流れているのを聴いてみると8分音符をさらに細かくした
16分音符でも32分音符でも表現できない、独特のクセが存在する場合があります。
ちょっとした音の「タメ」「強弱」「タイミングのズラし」など
不規則をあえて楽しんでいるのようなものがあります。
なので、その曲をカウントではなく
音を作った人の「遊び」を理解して、
「タメ」や「強弱」をダンスで表現できるようにします。
耳の鍛え方
耳を鍛える練習方法は3つあります。
楽器の音を聞き分ける
1つの曲にはたくさんの楽器が音を出しています。
HIPHOP、R&B、JAZZ、ファンクなどが分かりやすいです。
このタイミングでこの楽器の音が出ている
曲が流れている間、ずっとこの音が出ている
どの音とどの音が流れているかを意識できるようになるまで聴きます。
遊びのリズムを聴く
曲の間にタメが入ったり、強弱があったり、間がおかれたり
「タメ」「余韻」「強弱」「間」などのリズムを
多用するアーティストも多いです。
これらの曲を不規則に変化させていることを気付くようにします。
これに気付くことができると
次は「タメ」「余韻」「強弱」「間」を
どのようにダンスで表現するかを
試行錯誤していくことで表現力が良くなります。
小さな音を拾う
さまざまな音が重なって曲が流れているなかで
目立つ音の陰に隠れて小さな音が流れていることがあります。
よく聴かないと聴き逃してしまいそうな小さな音を拾って
ダンスで表現すると、見ている人はパット見は気付かないですが
「こんなマニアックな音を取っているのか!?」
あなたのマニアックな音取りに理解できる人は、
思わず膝を叩いてしまいます。
どの音を拾うか
1つカウントをとっても、
さまざまな楽器の音が重なっていたら
常に同じ音を拾い続けるのではなく
どの音を拾って表現するか迷う場合があります。
どの音が今のタイミングでベストなのか
あなたのベストの音を拾い続けて
それをダンスで表現することが振り付けの作業です。
この作業をしっかりすることで、
あなたのダンサーとしての感性・表現力が磨かれていきます。