はじめに
こんにちは!はっす→です!
ダンスのキレを出したり、パッと止まったときにカッコいい形になるためには、重心をうまく使って体重移動することが大切です。重心がズレたり、体重移動がうまくできないと見栄えが悪くなったり、フラフラしてしまったりします。また、変な体重のかかり方をすると、足腰に負担が増えてしまいます。
重心のコントロールを行う
重心をコントロールするためには体重移動の練習が一番です。人は両足で立つと、両足に同じだけ体重をかけますが、ダンスではステップによって片足だけに体重をかけたり、つま先に体重をかけたりします。ダンスの動きでは、数秒で何度も重心が変わることがあるため、体重移動による重心のコントロールは必須です。
体重移動の練習をする
体重移動の練習をするためには、同時に体幹も鍛える必要があります。体重移動をするときに、足だけを動かすのではなく、頭のてっぺんから足先までを一本の棒が通っているとイメージし、その棒が移動して体重を移動させるように意識しましょう。正しい姿勢を保つことも重要です。猫背だったり姿勢が悪いと、体重が片側に偏ったり、重心がズレる原因になります。
猫背にならないためには、腹筋や背筋を鍛えることが必要です。筋力が少ないと感じる方は、筋トレを普段のメニューに加えることをおすすめします。また、つま先で立ったり、移動したりしてつま先を鍛えることも重要です。ダンスの動作で体を移動させるとき、つま先(親指)から地面に着地することが多いので、つま先の力が弱いと、踏ん張れずにグラついてしまいます。
片足のつま先からかかとまでをゆっくりと体重をかけ、もう片方の足のつま先からかかとまでをゆっくりと体重をかけていくムーンウォークの体重移動は非常に良い練習になります。ムーンウォークがスムーズにできるようになると、体重移動がある程度できるようになっていることになります。
重心をすぐに取るコツ
比較的簡単に重心を取れるようになるコツとして、頭を使うことをおすすめします。頭は人間の体重の10%程度を占めています。頭を右に傾ければ右足に重心が移動し、体は右に傾きます。ダンスの動作で頭の位置がズレていると、簡単に重心もズレてしまい、動きのバランスが崩れてしまいます。そのため、頭の位置に気を付けるだけでも、楽に重心を意識できます。
まとめ
ダンスで重心をコントロールし、体重移動をスムーズに行うためには以下のポイントが重要です。
- 重心をコントロールするための体重移動の練習
- 体幹を鍛え、正しい姿勢を保つこと
- つま先を鍛えるための練習
- 頭の位置を意識して重心を取ること
これらのポイントを意識しながら練習を続けることで、ダンスのキレが向上し、カッコいい形で動きを止めることができるようになります。ぜひ試してみてください。