AIで誰でもプロダンサーになるたった1つの方法

こんにちは!

はっす→です!

本日はダンスを全く踊ったことのない人でも一瞬にして
プロダンサー並みの動きができる方法を紹介します。

AIを使ってダンス映像を作る

UC Berkleyの研究チームは、プロダンサーの動画からダンサーの動きをAIに学習させて
ダンス未経験な方でもレベルのダンサーの映像をプロレベルのダンスに描きかえるAIシステムを開発しました。

Deepfakes for dancing: you can now use AI to fake those dance moves you always wanted

このシステムではプロのダンサーの動画をAIに学習させて
ダンサーの骨格・動き・踊っている背景を取り込みます。

学習したプロダンサーの動きなど取り込んだ情報を素人のダンサーに与えることで
プロレベルに踊っているように見える映像を生み出せるようになっています。

実際に映像を見てみましたが、アニメーションで本来魅せたい
細かいしなやかな動きが再現できていない、顔の輪郭がぼやけていたり
顔が無表情であったりと、どことなく違和感があり雑な仕上がりですが
パッと見るとプロ顔負けの動きになっています。

またブレイクダンスのような激しい回転などが加わる動きや、
社交ダンスのようなひらひらと動く衣装までを完全に再現させることは難しいようです。

何が期待できる?

これができると、誰でもマイケルジャクソンの動きができたり
出来あがった動画とベースに自分の動きとトレースして
オリジナルのダンスレッスンをしたりすることができます。

ダンスバトルの動画が、実は誰も踊っていなくて
他のダンサーの動画から作成した動画に
同士でバトルをさせることも可能になります。

実はこの技術は、
少し前までムービー内の人物の顔を違和感がなく
別の人物に入れ替えることができる
「DeepFake」技術として登場していました。

これはAV女優の顔を有名女優や
アイドルの顔に入れ替える「フェイクポルノ」として大きな問題となっていました。

今は多くのポルノサイトなどに
アップロードされているフェイクポルノが削除されており
「DeepFake=問題のある技術」と
広く認識されることになりましたが
顔だけではなく全身を入れ替えることで、
誰でもプロダンサーになれるようにしたのが今回の試みです。

私にもできる?

上記のURLにてpdfの資料が公開されておりアルゴリズムの詳細が記載されています。
恐らくディープラーニングの知識があればプログラミングすることは可能ですが
英語の読解とディープラーニングの知識が必要なため難易度は高いものと思われます。

一方で「DeepFake」は動画を画像に変換して、各画像の顔の部分を変えて
再び動画にするだけのため比較的実現はしやすくなっています。