ダンサーとして生きていくこと

こんにちは！

はっす→です！

いま高校生や大学生で将来の進路で悩んでいるとき

今好きな事を基準にして将来の仕事を考えるのは良いことですが

覚悟があって選ぶのならともかく、
安易にダンサーという職業で生きていくことを選ばないようにしてください。

よほどのスキルや経歴があると
バックダンサーや振り付け師として
紹介や知り合った人を通じて仕事の話がきたり、
仕事の依頼が直接あなたのところへきます。

そこまでの知名度があれば、
そこそこの給与をいただいて仕事ができますが
ほとんどのダンサーはどこかのスクールのインストラクターやバトルの賞金などで稼ぎます。

もちろん給与は安いため、
他にアルバイトと掛け持ちをしなければ生活はできません。

身体が資本の職業のため、
身体を壊せば仕事ができませんしお金はもらえません。

一方、サラリーマンとして働いたとすると
毎月決まった日に決まったお金が入ります。

職業にもよりますが身体を壊しても
有給があるため、休んでも給与はもらえます。

あなたがいま学生で、切磋琢磨して晴れやかな舞台で踊ることを夢みて
ダンサーという職業を選ぶのを考えていたら

もしかしたら同じクラスにいる、
いかにもサラリーマンになりそうな地味な子と比べると
数年後には大きな差になっているかもしれません。

サラリーマンも過労やリストラ、ストレスなどのリスクはありますが
ニュースで話題になっているだけマシなのです。

ダンサーはストレスがないかもしれませんが、
サラリーマンと比べて低賃金なのが
日常茶飯事に起こっているのにニュースにすらなっていないのです。

ダンサーとして仮に引退をしても誰からも何の保障もありません。

今はダンスブームでダンサーのイメージは良くなっていますが
ダンサーは世間からみると「フリーター」と同じ扱いです。

クレジットカードの審査も落ちる可能性が高いです。
ローンなどの借金をすることすらできない可能性があります。

ダンサーとは「遊んで暮らしている人」と思う人も少なくありません。

発表会やイベントを自ら手掛けることになります。
そのため観客に感動を与える側となり、
イベントのお客様が満足するとやりがいを感じられます。

インストラクターとして活躍すると
生徒の「できない」から「できた」になって生徒が成長したとき、
あなたの指導が実になってやりがいを感じられます。

また、イベントなどで人と会う機会も多いため
いろいろな職業の方と知り合いになる機会があり、
あなた自身の成長になります。