ショーケースを効率よく作る
こんにちは!はっす→です!
イベントで踊るショーケースを作るとき、あなたはどのようにして作っていますか?選曲と曲の編集はスムーズにできるけど、いざ振り付けをつくろうと思うと全然手がつけられない。こんな人、多くないですか?
曲の編集が終わった頃は「これは絶対に盛り上がるショーケースができる!」って思っていたのに、いざ振り付けを進めていくと「あれ、なんかここはイマイチだな…納得がいかない」と感じることはよくあります。せっかく最高の曲編集をしたのに、振り付けで台無しにしてしまっているような感覚があって、全然進まないことがありますよね。
ショーケースは全体から作る
ショーケースの振りが進まない人の特徴として、曲の出だしから完璧に作ろうとする傾向があります。最初の立ち位置はここで、曲が始まったらこう動いて、1エイト目はこうして…といった具合に、最初から細かく作ろうとすると、全体が見えなくなり、いつ終わるのか分からない、終わりのない苦行になります。
そのため、ショーケースは最初に全体をざっくりと作ることから始めます。曲が始まって、出だしはこのタイミングで踊りだして、ここのタイミングで雰囲気を切り替えて激しくなり、再度スゥーと終わる感じで。
途中で人数を分けるパートや、今までと違った音の取り方などを決めたり、まずはざっくりとラフに全体の流れを作るところから始めます。全体の流れができたら、曲のイメージに沿った振り付けも作りやすくなりますし、時間をかけてじっくりと取り組む所と、ささっと振り付けを終わらせる所が分かってきます。
100点の振り付けはない
このようにして振り付けを作っていても、納得のいかない点は必ず出てきます。納得のいかない所は納得がいかなくても良いので、じっくりと考え込んで泥沼にハマる前に、まずは全体の振り付けを仕上げることが大切です。
振り付けがある程度完成してから、納得のいかない所を見直したり、実際に踊り込みをしながら修正を加えていくことで、より質の高いものになります。常に「ここはこれで良いのだろうか」と自問自答し、より良いものを目指して取り組んでいるため、ショーケースの振り付けに100点はありません。納得がいかなくても、今できることを詰め込んだ、より100点に近い振り付けがショーケースの振り付けになります。
まとめ
ショーケースの振り付けは、限られた時間でどれだけ良いものを作れるかが求められます。そのため、振り付けは最初から完璧なものを作ろうとするのではなく、全体の流れをざっくりと作ってから、少しずつ細かく作り込んでいくことが重要です。この方法で、より短期間で質の高いショーケースを作ることができるでしょう。