ダンスがつらくなった

こんにちは!はっす→です!
ダンスが好きでたまらない
踊ることが楽しい
ダンスをしている方の多くは、純粋な気持ちでダンスを楽しんでいます。しかし、ダンスを続けていくうちに「他者と比較」したときに生まれる困った感情が出てくることがあります。

ダンスとは誰かと関わること

ダンスを続けるうちに、独りで活動するのは難しくなります。身体を動かして自己満足で終わらせるのではなく、どこかで誰かに見てもらいたいという欲求が出てきます。
イベントに出たい
バトルに出たい
舞台に出たい
この気持ちが生まれると、あなたのダンスは必ず人目に触れる必要があります。サークルの仲間、インストラクターや他の生徒、見てくれるお客様や両親、友達——すべての人があなたのダンスを見ます。

他者との比較でつらくなる

人との関わりがあるということは、必然的に比較が生まれます。
あの人はうまいからスゴい
あの人は下手だからダメだ
できているから褒める
できていないから叱る
あなたが真剣にやればやるほど、他者はあなたと他の人を比較して評価します。それは他者だけでなく、あなた自身も同じように他人と比較して自分を評価することがあります。このような評価の目で見続けられると、純粋に踊ることができなくなります。評価のために踊ることにシフトしていくと、競争心の強い人でない限り、踊ることが苦痛になってしまいます。

あなたの気持ちを優先する

うまい、へた。できる、できない。このような他者からの評価が出るのは仕方のないことです。しかし、「へたくそ、できないからダンスが嫌い」という考え方は短絡的だと私は考えています。
例えば、私は走ることが苦手です。遅いし、持久力がないし、膝が痛くなるから苦手です。しかし、走ると余計な考えが吹っ切れて気持ちが落ち着くので嫌いではありません。他者と比較したり評価の目で見ると、私は走ることに関して全然ダメです。しかし、私は走ることが好きです。

ダンスも同じように、「ダンスが踊れないから嫌い」「ダンスが下手だから嫌い」という気持ちが出てしまうかもしれません。でも、もし誰もあなたを他の人と評価しないなら、もし自由に踊っても誰も笑わないなら、踊ってみたいという気持ちが湧いたら、あなたはまだダンスをやめる時ではありません。

あなたが少しでも「やりたい、踊りたい」という気持ちがあれば、他者の評価はいったん置いて、あなたの気持ちに素直になってください。そして何より、他者と比較するのではなく、今踊っている自分自身を評価しましょう。

もちろん、ダンスは実力至上主義です。しかし、全てのダンサーが己の実力を競い合う必要はありません。競わないダンサーにも踊る資格があります。

まとめ
ダンスが辛くなったと感じたとき、自分自身の気持ちに素直になり、他者の評価を気にせずに踊ることが大切です。ダンスは本来、自分を表現し楽しむためのものです。他者との比較にとらわれず、自分らしく踊り続けることが、長くダンスを楽しむ秘訣です。あなたが少しでも「踊りたい」という気持ちを持っている限り、ダンスを続けてください。