努力をすれば必ず結果は出るか?

こんにちは!はっす→です!
ダンスをしている人の中には、「ひたすら努力をすれば必ず結果が出ますか?」という悩みを持つ方が多いです。結果が出ないとわかると努力する気力も失せますよね。努力するからには結果が出てほしいと思うのは当然です。

結論から言うと、最初は努力した分だけ結果がついてきます。しかし、ある時期で頭打ちになることがあります。また、バトルでは、努力しただけで必ず勝てるという必勝法はありません。そのため、努力をすれば必ず結果が出るとは限りません。

努力の定義

まず、努力とは何かを考えます。雨の日も風の日も休まず毎日練習することが努力だと思う人もいれば、スクールに毎週通ってダンスすることが努力だと思う人もいます。みんな努力の基準が違います。
「毎日ダンスを練習すること位、当たり前すぎて努力とは言わない」
「2時間の練習程度では努力とは言わない」
「海外に留学して現地で認められるまで頑張った。けどそれは努力とは言わない」
何を努力と呼ぶかは難しいのです。

楽しいだけでは頭打ちになる

「ダンスが楽しいから続けている」。このように「楽しさ」は継続の原動力になりますし、辛いと思うよりも、楽しさがあってダンスをしていた方が良いです。しかし、楽しいだけではある程度のレベルで頭打ちになります。
例えば、ダンスができることが楽しいと思う人は、ある程度ステップができるようになると、クラブで友達とゆるく踊りながら騒ぐのが楽しいと感じます。そこにはダンススキルの成長はありません。一方で、バトルやコンテストで勝ち抜いたときの「一瞬の楽しさ」のために、辛い練習をこなす人もいます。ここにはダンススキルの成長があります。

終始100%楽しいことだけを求めてダンスをしていては成長はないと考えています。精神的な強さを養い、成長するためには楽しさよりも辛さも必要です。未知の世界へ飛び込む勇気がいります。失敗したら恥ずかしいといった辛さを乗り越える強さがあります。知らないことを経験することで、自分の領域が広がります。これは間違いなく「成長」です。

ダンスの練習も同じです。できることだけをやっていても成長は感じられません。できないことに挑戦することは成長のために重要な要素です。

努力をしても報われない

ダンスで結果を出すためには自分の成長が必要です。しかし、成長すれば必ず結果が出るわけではありません。勝負の世界で結果を出している人にとって、努力することは当たり前です。多くの負けを経験して初めて生まれる感情をもとに反省し、さらに努力を続けるのです。
しかし、負けを経験すれば結果を出せるというわけでもありません。いろいろな経験をすることは必要ですが、絶対的なものではありません。

まとめ

「努力をすれば必ず結果は出ますか?」という質問に対する答えはNoです。努力だけでは結果は出ません。毎日何時間も練習することも1つの努力ですが、成長を感じられることを勇気を持って実行することが大切です。勝負の世界では、努力だけでなく、負けなどのいろいろな経験を積み重ねて初めて結果が出てきます。
努力し続けることは大切ですが、それだけでなく、挑戦することや新しい経験を積むことも重要です。ダンスの世界で結果を出すためには、多面的な努力が必要なのです。