基礎を見直すことでダンスのスキルを再構築しよう

基礎をやり直す重要性

こんにちは！

はっす→です！

ダンスでそこそこ上達すると、イベントに向けて振りの練習をしたり、バトルに出るための練習をしたりなど、「今足りていないモノ」ができるようになるための練習になります。そんな時に私はいつも「基礎をやり直す」ことをおすすめしています。

なぜこのタイミングで行うのか

「もう基礎はやりつくした！」、「基礎は出来ているからもういらないでしょ！」という考えがあるかもしれません。しかし、ダンスが上達した方ほど、基礎は定期的に行う必要があります。理由は基礎は忘れるものだからです。普段の練習に基礎が組み込まれていないと、忘れてしまいます。

「いやいや、基礎は徹底的にやったから身体は覚えているよ」という方もいるかと思いますが、基礎を定期的に行わないと、首を動かすための筋肉量も減るため、いずれは忘れてしまいます。

なぜ基礎を行うのか

基礎を行う理由は、基礎がダンスのベース（土台）になるからです。ベースさえしっかりしていれば、難しい応用をやる場面でも挫折せずにできるようになります。逆に基礎を忘れてしまうと、難しい動きもできなくなります。格好良い動きや難しい動きに挑戦することばかりを続けると、そのうち「カッコよく見えない」と違和感を覚えることがあります。これは基礎を忘れているため、身体のコントロールや、止めるべき所で止める力が不足しているからです。

基礎をやるメリット

例えばアイソレーションを行うと、基礎ができていれば前後左右にアイソレーションはできます。しかし、カウントを一定ではなくためてアイソレーションを行ったり、首のアイソレーションをしながら胸のアイソレーションをしたり、首のアイソレーションの向きと胸のアイソレーションの向きを逆にしたり、この角度でアイソレーションすると難易度が上がったけど斬新な動きに見えたりします。基礎を応用して新しいモノを作り出すことができるのは、基礎がしっかりしているからです。

また、基礎ができることで身体のコントロールができ、音を感じて踊れ、余裕をもって踊れるようになります。

基礎をやり直すとは

ストレッチ、アイソレーション、筋トレ、基礎的なステップ。初心にかえって、もう一度ダンスを始めた頃と同じ内容の基礎を行います。これであなたがどれくらい上達したか確認します。そして、「ここの部分、ちょっと変えてみてはどうだろう」と新しい要素を取り込んでみたり、「ここの部分、思ったよりもできていなかったな」と新しい発見につなげていきます。基礎をやり直すことで、「ダンスの土台を再構築」と「新しい発見」が同時に行えます。