ながら練習の落とし穴:ダンスに集中する重要性

こんにちは!

はっす→です!

ダンスの練習をする時間がない、他に何か気になることがあるときに、ついつい「ながら練習」をしていませんか?

テレビを見ながらストレッチ、友人と話しながらアイソレーション、お酒を飲みながらダンス練習。このような「ながら練習」は果たして効果があるのでしょうか?

ながらは良くない

「○○しながら○○」というのはマルチタスキングと呼ばれており、一般的にマルチタスキングは効率を下げます。理由は、脳は1度に1つの事にしかフォーカスできないからです。

2つの事を同時に行うと、一見同時に行っているので効率が良いように見えますが、どちらの作業も集中して行うことができず、結局どちらも中途半端にしかできなくなります。

ながらのクセを止める

集中して正しいフォームで学びたいときは、雑談をしながらストレッチ、テレビを見ながらアイソレーションなど、他の事をしながら行うのはやめましょう。

自分の身体の状態をしっかりと把握して、どこを伸ばせば良いかを理解しながらストレッチします。アイソレーションではどこの動きが悪いかなど、随時自分でチェックしながら行うようにします。

1つの事を集中して行えば変なクセをつけずに、イメージトレーニングや自分が考えている動きと実際に動かしている動きを一致させることができます。

しかし、既に慣れてしまった動きであったり、学ぶ必要がなく集中力が欠けても良かったり、正しいフォームで出来る場合は、ながら作業で行うのも悪くはありません。

細かく時間を区切る

ダンスの練習に時間を割くことが難しいとき、練習時間を一気に確保するよりも、細かく時間を区切って他の作業を行いながら練習をします。

例えば1時間あれば、ダンスの練習に15分間集中して行い、次の15分は試験勉強に集中します。そして次の15分はダンスに集中して、残りの15分はまた試験勉強をします。

本当にこれで勉強できるの?と思ってしまいますが、15分の集中を積み重ねた方が、長時間続けて学習するよりも良い結果が出たというデータがあります。15分だけ集中して2つのタスクを同時にこなしていくことは効率の良いことなのです。

歩きながら練習をするのは良い

他にも、歩きながら勉強することは効率が良く記憶にも残りやすいデータがあります。歩きながら音楽を聞いてみたり、即興で振り付けを考えてみたりすることはダンスの練習としては最適なのです。

歩きながらYouTubeでダンス動画を見るのは効率が良いかもしれませんが危険なので止めておきましょう。