ダンススクールのブログから出る違和感の正体

こんにちは!はっす→です!

ダンススクールのホームページには、ほとんどの場合、そのスクールのブログがあります。私もスクールの生徒ではないですが、ブログを読んだりします。しかし、ほとんどのスクールのブログに妙な違和感を感じることがあります。それは、「スクールがブログを書く理由って集客のためにスタジオの様子を伝えることだけど、本当にこれで『このスクールはいいな!』と思えるような記事なのかな?」という疑問です。本日はこの違和感についてお話しします。

前提

まず前提として、スクールのブログの内容を否定しているわけではありません。むしろ、私は生徒でもないのにスクールのブログを楽しんで読むことが多いです。また、スクールがブログを書く目的は、以下のようにさまざまです。

  • 集客ツール
  • 生徒のコミュニケーションの場
  • コンテンツを増やす(SEO対策)

今回は、集客を目的にブログを書いていることを想定しています。

スクールの伝えたいこと

多くのスクールブログでは、「先日はこんなイベントに選抜クラスの生徒が出ました!」「今日は受付スタッフ同士でワイワイしています!」「おすすめのクラスはこんな雰囲気です!」「みんな発表会お疲れ様でした!」といった記事がよく見られます。それに加えて、「初心者大歓迎!」「初心者にもおすすめです」といった文言と写真が載せられています。

スクールの雰囲気を伝えるという意味では良い記事ですが、果たしてこのような記事で「このスクールって楽しそうだな、入会しよう!」と思うお客さんがどれだけいるのでしょうか?スクールの雰囲気だけを伝えて、入会したいと思わせることができるのか?初心者が安心できるのか?これが私が感じる違和感です。

お客様が知りたい情報

ダンススクールに通いたい人は、主にダンス初心者・未経験者です。ダンスのできる人はブログを読んでスクールを決めるよりも、インストラクターのレッスンが目当てで通う場合が多いです。

では、ダンス初心者・未経験者がダンススクールのブログを読んで、何をきっかけに入会したいと思うのでしょうか?スクールの雰囲気も大切ですが、「このスクールでダンスが上達できるかな」という不安を軽減することが重要です。つまり、ダンスの初心者や未経験者が持つ疑問にブログを通じて答えることで、「このスクールは安心できる」と信頼されるのです。

具体的にはどうするか

では、具体的にどのような記事を書けば良いのでしょうか。ダンス初心者や未経験者が安心して通えると思えるような記事の一例を紹介します。

レッスン風景

例えば、○○インストラクターの初級レッスンの流れを紹介する記事を書いてみましょう。挨拶から始まり、最初の20分はストレッチ、15分はアイソレーション、10分はステップを教え、最後はみんなで曲に合わせて今日の振り付けを教える。このようなレッスンの簡単な流れだけでも、ダンス初心者や未経験者にとっては非常に嬉しい情報です。

生徒インタビュー

スクールの生徒へのインタビュー記事も効果的です。「最初はどんな不安があったか?それをどうやって解決したか」「このスクールの特徴や良さは?」「これからスクールへ通う人へのアドバイス」といった生徒目線の意見があると、同じ年代の人でもスクールに通えるんだと安心できます。

インストラクターの紹介

インストラクターのプロフィールやレッスンスタイル、指導方針などを詳しく紹介する記事も有益です。どのような経歴の持ち主で、どのように教えてくれるのかを知ることで、安心感が生まれます。

イベントやワークショップの詳細

過去に行われたイベントやワークショップの詳細レポートや、これから開催予定のイベント情報を詳しく紹介することで、スクールの活動内容が分かりやすくなります。

まとめ

スクールの雰囲気を伝えることも大切ですが、ダンス初心者や未経験者が知りたい情報を提供することが重要です。具体的なレッスンの流れや生徒の声、インストラクターの紹介など、安心して入会できる情報を発信することで、集客に繋がります。これらを意識してブログを作成することで、より多くの人に「このスクールは安心できる」と感じてもらえるようになるでしょう。