体の使い方を改善する
こんにちは!はっす→です!
「身体の使い方が下手」という悩みを持つダンサーは少なくありません。インストラクターや先輩から指摘されることも多いですが、「身体の使い方」とは具体的に何を指すのか分からないという方も多いでしょう。そのため、どのように改善すれば良いのかも分からないのです。
身体の使い方とは何か
「身体の使い方」と言われても、具体的に何を指しているのか分かりにくいですよね。ふんわりとしたイメージで指摘されることが多く、何が悪いのか分からないままです。実際に「身体の使い方が下手」と指摘する本人も、具体的にどこがどう悪いのか正確に説明できないことがあります。「全体的に何か違うから身体の使い方が下手」といった漠然とした指摘が多いのです。
多くの場合、「身体の使い方」とは「身体を思い通りに動かす能力」として認識されています。
身体を思い通りに動かす能力とは
ダンスにおける身体を思い通りに動かす能力とは、例えば「右手を斜め45度に上げて指先までまっすぐ伸ばす」といった細かい動作を正確にこなす能力です。本人はきちんとしているつもりでも、手が曲がっていたり角度が45度になっていなかったりすることが多いです。この能力を身につけるためには訓練が必要です。
身体を思い通りに動かす能力を身につける方法
まず、自分が踊っているところを10秒程度動画で撮影してみてください。自分が頭の中で思い描いている動きと同じ動きができているかを確認します。恐らく、想像した動きよりも格好悪く見えるかもしれません。しかし、どこが悪いのかを1つ1つ見つけて改善していくことで、思い描いた動きに近づけることができます。
1つ1つのポーズをチェックして改善し、慣れてきたらポーズ間の動きも確認します。これにより、あなたの動きのバリエーションが増え、身体の使い方が上達します。
もう1つの練習方法は、遅めのテンポで練習することです。早いテンポで踊るとスピード任せになり、1つ1つの動きが雑になりがちです。あえてゆったりめのカウントを取って、大きく動きながら1つ1つのポーズを確認します。ポーズからポーズへの移行も丁寧に行い、思い描いた通りに動けているかを撮影して改善します。
思い通りに動けるようになったら、次に力加減に気をつけましょう。余計なところで力が入り過ぎていないか、逆に力を抜きすぎてダレて見えないかを確認します。曲を通して動いたときに、どこに力を入れてどこで力を抜くべきかを考え、力の入れ具合を調整します。これにより、身体の使い方が飛躍的に上達します。
まとめ
「身体の使い方が下手」という漠然とした指摘に対する改善方法を具体的に理解することで、ダンスのスキルは向上します。自分の動きを動画で確認し、遅いテンポで練習し、力加減を調整することで、思い通りに身体を動かせるようになります。これらの練習方法を取り入れて、ダンスをさらに楽しみましょう。