初心者の頃に大失敗をする
こんにちは!
はっす→です!
私はダンス初心者向けのレッスンをしています。生徒様から「何をすればダンスがうまくなりますか?」という質問をいただくことがあります。もちろん、基礎練習は大切ですし、楽しんでダンスをしてほしいと答えますが、大失敗をすることも重要だとアドバイスします。例えば、イベントなどの大舞台で振り付けを間違えてしまう、振り付けをド忘れしてしまう、などです。
わざと間違えたり、覚える努力をしないのではなく、一生懸命頑張った結果、大失敗をするという意味です。
なぜ失敗は良いのか
本人がいくら頑張っても失敗は必ずあります。ダンススクールの発表会で舞台に緊張しすぎて振り付けをど忘れしてしまった、何もない場所でつまずいて転んでしまった。観客としてはほんの一瞬の出来事ですし、すぐに忘れてしまいます。しかし、本人や一緒に踊ったメンバーは、せっかく頑張った結果を出す本番の舞台で失敗をしたという事実は変わりません。
本当は責めたくなくても、やるせなくて失敗してしまった人を責めてしまうことはよくあります。
「あぁ、本番になって失敗してしまった。もう恥ずかしくてダンスをしたくない」
「やっぱりダンスの才能ないのかな」
「なんであの時、失敗してしまったのだろう」
ものすごく落ち込んでしまいます。おそらく立ち直れないほど打ちのめされて落ち込むかもしれません。しかし、落ち込むだけ落ち込んだら、次にやることはめげずにダンスをすることです。
周りから一度の失敗で「ダンスをやめてしまえ!」と言われても、ダンスは絶対にやめないでください。落ち込むだけ落ち込んでから再びダンスをすると、びっくりするくらいの集中力でダンスができます。そして同じ失敗は繰り返さないようになります。
二度と同じ思いをしたくないと、普段のダンスの練習が普段以上に真剣になり、集中力がつきます。これがあることで一層あなたのダンスが上達します。
「あの時、あの大失敗があったから今の私があるんだ」
将来になって笑い話にできるくらいになります。
まとめ
ダンスが上達するには、一度くらい大失敗が必要です。一生懸命頑張った結果の大失敗は一時的にものすごく落ち込みますが、立ち直れた時には二度と同じ思いをしたくないとダンスの練習に励むようになります。その結果、ダンスのスキルが上達します。