嫉妬心を乗り越えるために:ダンサーのためのガイド

嫉妬心をもったとき

こんにちは!

はっす→です!

ダンススクールではよくある話ですが、嫉妬心というのはダンスを行ううえで少々厄介なものです。

嫉妬とは?

「どーせ○○ちゃんは上手いから」という気持ちや、「頑張ったって結局…」という感情。「先生はひいきしているんだ!」というライバル心に近い嫉妬心はこのような感情です。

嫉妬には、2種類の意味があります。

  1. 自分よりすぐれている人をうらやみねたむこと
  2. 自分の愛する者の愛情が、他の人に向けられるのを恨み憎むこと。やきもち。

うらやみねたむこと

センター役に選ばれた友達に嫉妬する感情や、コンクールで自分は予選通過できなかったけど、他の子は通過できたときに湧き出る感情です。

愛する者の愛情が、他の人に向けられる

愛する人というのは、いわゆる尊敬しているインストラクターがひいきにしている生徒とか、いつもレッスンでしっかり見てもらえたり、レッスン以外でもプライベートで遊んだり。そんな子に対する湧き出る感情です。

ダンサーは比較されやすい

バトルやオーディション、発表会の舞台でさえ、ダンサーは往々にして誰かと比較されやすいものです。

「みんなが主役」と宣伝している発表会であっても、必ずうまい人がセンターで踊り、そうでもない人は舞台の隅や後ろの方で踊ります。これは良い・悪いという問題ではなく、ダンスとはそういうものであると割り切っています。

嫉妬したときはどうする?

嫉妬した時はモヤモヤした気持ちを抱えてしまい、最高のパフォーマンスを出すことができなくなります。

嫉妬してしまったとき、一番やってはいけないのは、陰口をいったり、いやがらせをすることです。もちろん頭の中で思わず浮かんでしまうのは仕方のないことですが、行動に移すのはやめた方があなたのためです。

そんな行動をしてもあなたのダンスがうまくはならないし、あなた以外の人は別に嫉妬すらしていない事もあります。

嫉妬すること自体はあなたのなかで「成長したい」という気持ちがある良い傾向なのです。嫉妬してモヤモヤするならそれを無理に抑え込む必要はありません。

今日だけ思い切りモヤモヤして、明日からはスッキリした状態になろうとモヤモヤと悩む時間を区切ってしまえば幾らでもモヤモヤしても良いのです。

あとは「具体的に何に嫉妬したのだろう」と分析します。

○○ちゃんの、予選通過してインタビューされた、スクールのホームページに掲載されて注目されたことに嫉妬する。

例えば、このような感情なら、あなたは「注目されたい」という気持ちがあるのです。では、あなたが注目されるためには何をすれば良いか?

答えは分かりますよね。

このように嫉妬したら、何に嫉妬しているのか分析をすると意外と冷静さを取り戻して、次に何をするべきなのか見えてきます。

嫉妬心に頭が支配される前に、建設的に何をしていくかを考えた方が、あなたの嫉妬した過去は良い経験となって活かされていきます。