本番で緊張をほぐす方法
こんにちは!
はっす→です!
ダンスを続けていくと、人前で披露したりダンススクールの発表会で踊ったり、イベントに出演したりする機会が訪れます。これまで人前で何かをした経験のない人にとっては、これほど緊張するものはありません。
心臓の音が速くなって身体が固くなり、何も考えられなくなって足がすくみ、周りの声が聞こえなくなって冷や汗が出てくる…「もう逃げたい!」こんな考えが出てしまっては、日頃の練習を披露する前にまずは緊張をほぐさなければなりません。
精神論は効果がない
- 自分にプレッシャーをかけすぎない
- 本番だからあえて楽しもう
- 音楽と自分のダンスに集中しよう
- 余計な力を入れない
緊張をほぐすためにこのようなアドバイスが紹介されていますが、本番ギリギリになってこんなアドバイスが実践できれば苦労しません。人前で踊った経験がない人が、これらのアドバイスで緊張をほぐすことは難しいです。
私はダンスを始めて3カ月後には1人で50人以上の前で踊りました。その半年後には200人以上の前で踊りました。どちらもすごく緊張しました。当時こんなアドバイスを調べては本番前に実践しましたが、全く効果がありませんでした。
「いや、プレッシャーをかけすぎないって言われてもどうすればいいんだよ?」
「本番だから楽しめって、楽しむ余裕がないから緊張してるんだけど」
ここではそんな経験を踏まえたアドバイスを紹介します。
イメージトレーニング
本番前の待ち時間で振り付けの確認はするはずです。舞台で踊るのであれば、振り付けの確認前に舞台の袖から観客を見てください。
周りに観客が囲んでいるような状況であれば、YouTubeなどで周りに観客がいて観客の中心で踊っている人の視点で撮影されている動画を探してください。
観客までの距離感、照明の光加減、一緒に踊る人との距離、現場の空気、音楽の響き具合、観客の視線。五感を駆使してあらゆる非日常の情報を覚えてください。
そして振り付けの確認時に先ほど五感を駆使して手に入れた情報を引き出して架空のステージであなたが踊っているとして、本番さながらの本気でイベント用の振り付けをしてください。
一度覚えた本番の雰囲気をイメージトレーニングで引き出すことができれば、練習するときにいつでもその雰囲気を出して架空のステージで踊ることができます。この練習は本番で踊り始めると驚くほど緊張しなくなります。
腹式呼吸
背筋を伸ばして、鼻からゆっくり息を吸い込みます。このときにお腹の下に空気をためるイメージでおなかをふくらませます。そしてお腹をへこませながら口からゆっくり息を吐き出します。ポイントは吸うときの倍くらいの時間をかけて吐くことです。
5回は腹式呼吸をやった後に軽くジャンプをして全身をストレッチします。これをすることで、緊張で全身が固まった状態からリラックスできます。
キャイーンする
一緒に踊る人に声をかけて一緒に「あぁぁぁぁ、キャイーン!!」と全力でキャイーンします。…寒いけど楽しいですよね。けど、これで不思議なことに緊張はほぐれます。
本番前に円陣を組んで気合を入れたつもりが緊張をさせてしまったため、当時のインストラクターが古いギャグをして緊張を和らげてくれました。今まで頑張って練習したきた仲間であれば、一緒にキャイーンくらいは喜んでしてくれます。
まとめ
イベント本番前に緊張をほぐす方法は
- 本番の舞台を想定したイメージトレーニング
- 腹式呼吸
- キャイーン
この3つを実践して緊張をほぐしてみてください。
人前で踊る経験を積んでいくと、緊張に慣れてきます。緊張そのものを楽しんだりプレッシャーをかけすぎないように自分でコントロールできるようになります。
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