踊るときは視線に意識する

こんにちは!

はっす→です!

ダンスを踊る際に視線の使い方に意識を向けていますか?鏡の前で踊ることに慣れすぎて、鏡の中の自分ばかりを見ていると、視線が真っすぐ固定されてしまうことがあります。これがなぜ問題なのかというと、ダンスは身体で表現するものなのに、視線だけがロボットのように不自然にまっすぐだと、全体の動きが硬く見えてしまうからです。

また、視線を落としてしまうと、自信がないように見え、観客にもその印象が伝わってしまいます。視線の使い方は、ダンスの表現力を大きく左右します。

視線を活かしたダンスの表現

例えば、ダンスバトルの振り付けがあったとします。この場合、視線はバトルの相手を見なければなりません。しかし、それだけではなく、オーディエンスにも視線を向けて場を盛り上げる必要があります。視線を使って、観客に今から何が起こるのかを伝えることが重要です。

視線をどこに向けるかを意識することで、踊りがただの動きから、観客にメッセージを伝える表現へと変わります。

普段のレッスンでも、自分の腕や足というポイントばかりに視線を向けるのではなく、自分の身体全体に意識を向けてみてください。自分の全体像を意識することで、曲に対して自分の動きを確認しやすくなります。

視線と意識の広がり

慣れてくると、自分だけでなくレッスンを受けている全員の様子に視線を向けてみましょう。一歩引いて全体を見ることで、自分の立ち位置や存在感を意識できます。全体の中での自分の動きを把握することで、次のような調整が可能になります。

自分だけ早すぎたり遅すぎたりしていないか確認する
全体の中での自分の姿勢や動きの調整
隣の人との距離を見直して、全体のバランスを取る
レッスンの全体像を把握することで、自分のダンスがどのように見えているかを理解しやすくなります。

次に、視線を「空間」に向けて意識してみてください。自分が踊っている場所やその場の雰囲気を含んだ空間全体を意識することです。これにより、踊る自分、一緒に踊る相手やメンバー、そしてその場所を含んだ空間全体を意識することができます。

視線がもたらすパフォーマンスの変化

視線と意識の広がりを身につけると、イベントで踊る際に踊る自分、一緒に踊る相手やメンバー、場所を含んだ空間全体を意識して踊っていることが観客に伝わります。ただ何も考えずに踊るよりも、動きが別人のように変わり、観客に「今踊っているんだ!だから見てくれ!」というあなたの熱いダンスが伝わります。

視線の使い方を意識するだけで、あなたのダンスは大きく進化します。視線を通して、自分のダンスに表現力を加え、観客に感動を与えるパフォーマンスを目指しましょう。