間違った努力をしないために
こんにちは!はっす→です!
ダンスが上達するために努力するのは良いことですが、時折「間違った努力」をしている方が見受けられます。
「誰よりも努力しているのに、なかなかうまくなりません」
「誰よりも頑張っていますが、できません」
このように、努力しているにもかかわらず結果が伴わない状況に納得がいかない様子です。努力の大切さや、成功するためには努力が必要だということは多くの人が知っています。しかし、間違った努力をしていては上達は望めません。
自己満足の努力
まず、自己満足の努力になっていないか確認してください。昔はできなかったことが今はできるようになった。このように成長することは素晴らしいですが、その努力が本当に限界まで頑張ったものでしょうか。
- 毎日1時間練習しています
- 腹筋を毎日しています
このように「継続し続ける努力」は大切ですが、気づかないうちに「ノルマをこなす」ことに満足している場合があります。継続することは大切ですが、それで満足してはいけません。コンクールやコンテストで入賞する人たちは、あなた以上に努力しています。あなたの努力は、他の人から見て努力といえるものでしょうか。
目標に達しない努力
次に、あなたのダンスで成し遂げたいことは何でしょうか。
- 半年後のイベントで踊りたい
- コンテストで優勝したい
- バトルで勝ちたい
ダンスをするからには、具体的に何を達成したいか目標を設定した方が良いです。目標を達成するために今何をするべきかを考え、今できる努力が見つかります。単純に「うまくなりたい!」と思いながら同じことを繰り返しても上達しません。
自分が今どこにいて(現状の確認)、何を達成したくて(ゴール)、どうやって達成するか(道筋)、そのためには何が必要なのか(ゴールと現状の差)をしっかりと考えます。
継続しない努力
継続は力なり。継続して毎日続けることで、1年後には結果として出てきます。
「1週間継続して努力したけど、何も変わらないです!」
このように言われても、たった1週間程度の努力では何も変わりません。本気で変わりたいと思うなら、最低3カ月は継続します。
努力のゴールを設定しない
ここまでできたからいいや、という「努力のゴール」を決めないことをおすすめします。ゴールなんてありません。常に上を目指して常に努力するようにしてください。少し結果が見えたからって努力を辞めてしまってはもったいないです。
感情をきっかけに努力する
ただ漠然とうまくなりたいから、優勝したいから努力するだけではあなたの中に必死さが足りません。
- 悔しい想いをしたから、次は絶対に優勝する
- つらい想いをしたから、次は絶対に上達する
このような感情を起爆剤にして努力することで必死になります。また、このような感情が加わることで、あなたのダンスには他のダンサーにはない深みが生まれてきます。
努力は大切ですが、間違った方向に進まないようにすることが重要です。自分の目標を明確にし、それに向かって正しい努力を続けていきましょう。