あなたは本当にダウンができていますか?

こんにちは!

はっす→です!

ヒップホップを踊るとき、ダウンの動作は必ず行います。

しかし意外にこのダウン1つも出来ていない人は多いです。

「ダウンなんてすぐできるからあまり練習したことない」

「いやいや、ちゃんと練習しているしできているよ」

このように思われる方も多いですが
本日は本当にダウンができているか?について書いていきます。

ダンス初心者の方や、ある程度踊っていらっしゃる方も
この記事で一度ダウンについて見直してみてください。

ダウンとは

ダウンは基礎中の基礎の動きでありながら
空手の型のように、誰もが納得する「正解のダウン」はありません。

ダンサーが10人いれば、10人分のダウンのやり方があって
どれが正解・不正解というのはありません。

なぜかというとダウンを
1つの正解の型に当てはめる事自体、無理があるからです。

これは、ヒップホップと一言でいっても
曲のリズムもテンポも雰囲気も異なり、さまざまな種類があります。

その曲全てに使える汎用性のあるダウンの動きというのはありません。

テンポがゆっくりめで重低音の響く曲には重めのダウンをしたり、
軽いノリの曲には軽めのダウンをしたり、
曲に合わせてダウンのやり方が変わってきます。

そのため、曲に合ったダウンをする必要があります。

ダウンの基礎

ここでは曲に合ったさまざまなダウンがあっても、
共通していえるダウンの基礎を書いていきます。

首を固定している

ダウンをしているとき
首を動かさずにずっと固定していないかを確認してください。

首でリズムをとる動作を
ダウンをしながらも行うようにします。

ただ首をカクッ、カクッと動かすのではなく
滑らかにリズムが取れるように動かします。

ダウンで下に下がった時に、首が前に行きますが
重心で首が前へスライドするような気持ちで力を抜いて前へ移動します。

首が下に下りきったら、
バウンドするような気持ちで上へ移動します。

上半身を倒さない

ダウンで下に下がったとき、上半身を確認します。

上半身がお辞儀をするように前に倒れていませんか?

倒れていたらそれは違う動きになりますので
胸をアイソレーションの後ろにやるように猫背気味にします。

腰を真下に落とす

ダウンで下に下がったとき
お尻が後ろへ突き出すようになっていないかを確認します。

スクワットをやるように
「膝を曲げて腰を下ろす」というよりも
「下に腰を降りるから膝が曲がる」イメージでダウンをします。

また足を肩幅に開いた状態で、
足の内側で地面をつかむイメージをもって内股に力を入れます。

大きくダウンする

大げさなくらいに大きく深いダウンをします。

小さくダウンをすると、
速すぎて何をしているのか分かりにくくなります。