なぜ同じ動きなのに違う動きに見えるのか
こんにちは!
はっす→です!
ダンススクールでインストラクターと全く同じ振り付けをしているはずなのに、なぜか違う動きに見えてしまうときがあります。足の位置、手の位置は一緒のはずなのに、なぜかインストラクターのように格好良く見えない。
本日は、この全く同じ動きをしているはずなのに違う動きに見えてしまう謎についての記事です。
なぜ違う動きに見えるのか
何か動きが違うなと思ったら、重心の位置や肩の角度、身体の角度がインストラクターと違うことがあります。とはいっても、重心は見た目でどこにあるのか分かりません。
かかとに重心を入れてみたり、つま先に重心を入れてみたり、少し前かがみになってみたり、目線、動かすスピードなど、微調整を繰り返してあなたのしっくりくるポーズや動きを探します。
「膝を少し曲げるだけで腰のラインがこんなに違った」
「肩を後ろに引いて落とすだけでポーズがすっきりして見える」
「指先の力を抜くだけで手の動きが綺麗になった」
小さなところを変えるだけで、見た目が大きく変わります。
重心や角度などを試行錯誤した結果、やっぱり何か違うという場合は、体格による見栄えの違いかもしれません。手や足といった身体のパーツごとに見ると同じなのに、インストラクターはガッチリとした体格で、あなたが比較的細身である場合、またはその逆である場合、全体の雰囲気が全く異なってきます。
最後にどうしても分からない場合は、思い切ってインストラクターに見てもらって何が違うのかを質問してみてください。インストラクターに聞けば何が違うのか的確な答えが返ってきます。
マネをして満足しない
インストラクターと同じ動きができて、全体的な雰囲気がインストラクターと同じものになったとしても、そこで満足はしないでください。
インストラクターが教えているのは、インストラクターが踊りやすい振り付けであって、あなたが踊りやすい、あなたの持ち味を活かせる振りではないのです。
インストラクターから教わった振りを参考にして、あなたならここの部分はどうやってより良くしていくか、先ほどと同じように、重心や角度、動きの速さなどを変えていって、あなたなりのアレンジを加えて自分の振り付けとなるように練習をしてください。
最終的にはあなた自身の踊り方、自分が一番綺麗に見えるラインを見つけて、自分にしかない魅力的な踊りを見せられるのを目標にして復習をしてみてください。
この練習は地味な作業の繰り返しとなりますが、これを続けていくことであなたのダンスの引き出しがグッと増えていきます。