ダンスにキレを出す簡単な方法

こんにちは!

はっす→です!

ダンスをするうえでキレは重要な要素です。キレがないとふにゃふにゃした動きになり、素人っぽい印象を与えてしまいます。「キレを出したいけど練習がいるんでしょ」と思う方もいるかもしれませんが、実はある方法をするだけで簡単にキレを出すことができます。

キレとは

ダンス初心者がいきなり「キレがないなあ」と言われても何のことか分からないでしょう。そもそもキレってなんだよ!?と質問をしても、即座に答えることができるダンサーは意外に少ないです。「キレ」とは人によって解釈が多少異なりますが、ピタッと止まる動き、速くてキレイな動き、力を入れる部分と抜く部分のメリハリがあることを指します。

ただ速い動きができるということだけではキレがあるとは言いません。キレがあることで動きに重さや軽さを出したり、緩急をつけたりできます。これができると、同じ振り付けでも表現の幅が大きく変わってきます。キレがないと、踊っていても力の入れ具合が均一になり、表現が単調になってしまいます。

キレを出すための方法

キレを出すためには、付け焼刃ではなくしっかりとした方法を身につける必要があります。長い目でダンスを続けていく場合はこの方法を必ず実践してください。

体幹を鍛える

ダンスで軸を作るのと同様に、キレを出すためには腹筋が必要です。腹筋を鍛えるためには体幹を鍛えます。体幹をはじめ、ダンスに必要な筋力の鍛え方は下記の記事を参考にしてください。

ダンスに必要な筋トレを紹介

アイソレーション

アイソレーションをして、身体の動かすことのできる範囲(可動域)を広げることがキレにつながります。手足の動く範囲が広い人と狭い人、どちらが体を自在に動かせるかはすぐにイメージできると思います。可動域が狭いと動きが小さくなり、どこに力を入れているのかが伝わりにくくなります。

身体を力強く動かせるようになるために可動域を広くします。ただし、闇雲に可動域を広げても力の制御ができなくなってしまうので、きちんと力のコントロールができる範囲の可動域を広げることが重要です。

丁寧に意識して大きく動く

ダンスはイメージしている動きと実際の動きがずれていることがよくあります。ささっと動くのではなく、1つの動きでも丁寧に行うことが大切です。腕をしっかり伸ばしたり、下がるところはしっかり下がるなど、大げさに思うほど意識的に大きく動かすイメージを持ちましょう。

全力で踊りきる体力をつける

ダンスを全力で丁寧に踊りきるには相当の体力がいります。振り付けを通しで練習している途中でバテないように、日頃から踊るための体力をつける必要があります。ショーケースではだいたい5分以内で終わらせる必要があるので、5分間は全力で踊ってもバテない体力を作りましょう。

キレを出す簡単な方法

これまで紹介したキレを出す方法は、日頃からのトレーニングが必要です。しかし、「そんな時間がないんだよ!」という方のために簡単にキレを出す方法を紹介します。それは、心のなかで「ストップ!!」と言って息をとめて全身に力を入れることです。息を止めて全身に力を入れることで身体が緊張状態になります。

だるまさんが転んだの遊びをやるイメージで、鬼が振り返る瞬間に「ストップ!」と無意識に全身に急ブレーキをかける感覚です。これで動きの強弱をつけることができ、キレが出ているように見えます。

以上の方法を取り入れて、キレのあるダンスを目指してみてください。