「ダンスは簡単」という言葉の危険性
こんにちは！
はっす→です！
ダンス未経験者からの質問に対して、経験者が
「ダンスって難しいですか？」
「ダンスは誰でもできて簡単です！ぜひやってみてください！」
と答えるのを見かけることがあります。未経験者に対して「ダンスは簡単だよ！」と後押しをするのは良いことですが、その言葉をそのまま鵜呑みにすると大変なことになる場合があります。
「簡単」と言ってしまう意味
ダンス経験者が未経験者に対して「ダンスは簡単だよ！」と言ってしまうのは、単純にダンスを始めるのを後押ししているのと、自分ができたから簡単だと思っているからです。しかし、「簡単」と言ってしまうと、未経験者は「苦労なくすぐに格好良く踊れる」と誤解してしまう恐れがあります。
ダンスは簡単ではない
結論から言いますと、ダンスは簡単ではありません。地道な努力をして練習を積み重ねてやっと踊れるようになります。アイソレーションやステップなどの基礎練習から始め、身体の軸ができるまでは筋肉トレーニングも必要です。頭では分かっていても身体がついていかないギャップが初心者にはありますし、最初はとにかく苦労します。これは「簡単」とは言えませんし、むしろ「難しい」と言ってあげた方が良いです。
難しくはあるけど、きちんと練習をすれば必ず踊れるようになります。ダンスは練習量が結果に出るため、最初の「難しい」をクリアできれば、ダンスは楽しくなります。
未経験者の「踊る」とはどのレベル？
未経験者が「踊れるようになりたい」と言った場合、そのレベルはどの程度でしょうか。ある程度のステップができる程度なら、比較的簡単にできるかもしれません。しかし、人によっては「踊れるようになりたい」の裏には、即興で踊れたり、舞台で踊れるようになったり、PVのダンスのように踊りたいなどの動機があるかもしれません。そこまで踊れるようになるためには、基礎練習から始める必要があります。
まとめ
ダンス未経験者に「ダンスは簡単」と安易に答えるべきではありません。地道な練習を繰り返してやっと踊れるようになるため、簡単ではなく難しいです。しかし、最初の「難しい」をクリアできれば、次からはダンスが楽しくなり、簡単に感じるようになります。ダンスは練習量が結果に直結するため、努力を惜しまず続けることが大切です。