はじめに
こんにちは!はっす→です!
イベントや発表会、コンテストの振り付けを考える機会が増えると、振り付け作業の得意・不得意が明らかになります。私はまず「振り付けのテーマ」から考えるようにしています。テーマを先に決めると、振り付けや衣装がすぐに決まり、作業がスムーズに進むからです。
振り付けのテーマとは
「振り付けのテーマ」とは、「この振り付けで観客に何を伝えたいか」を決めることです。例えば、「ハロウィンでかわいいお化けが踊って楽しませる」というテーマが決まれば、衣装はハロウィンのコスプレ、曲や振り付けもスリラーを取り入れると、観客に伝わりやすくなります。
さらに「セクシー」というテーマを加えると、「ハロウィンでかわいくてセクシーなお化けが踊って楽しませる」というテーマになります。衣装はナースやミニスカート、曲はセクシー系、振り付けもセクシーな動きを取り入れると、観客にテーマが伝わりやすくなります。
まず「振り付けのテーマ」を決め、観客に何を伝えるために踊るのかを大まかにでも決めてしまいましょう。
テーマが決まればやることは限られる
テーマさえ決まれば、そのテーマに沿った曲、動き、衣装を選ぶだけです。テーマを口に出さなくても、観客に伝わるようにすることが大切です。テーマを表現した曲を選び、振り付けを考え、衣装を決めましょう。
ダンスの振り付け作業は、たくさんの選択肢からベストを選ぶ作業になります。選択肢が多すぎると迷いが生じるため、難しくなります。なんとなく良いと思った曲、動き、衣装を選んでいると、「軸」がないまま作業が進み、後になって迷いが生じやすくなります。
先にテーマが決まっていると、曲、動き、衣装がテーマに沿ったものでしか選べないため、最初から選択肢が絞られます。選択肢が限られていると迷う余地がなくなり、すぐに決断できます。
テーマ設定の具体例
具体的な例を挙げると、以下のようになります。
- テーマ:夏祭り
- 衣装:浴衣や甚平
- 曲:夏祭りの曲や和風の曲
- 振り付け:扇子や団扇を使った動き、夏祭りの風情を表現する動き
このようにテーマが決まると、全体の構成がスムーズに決まり、振り付け作業が効率よく進みます。
まとめ
振り付けを決めるときは、まず観客に何を伝えたいのか「テーマ」から決めることをおすすめします。テーマが決まると、曲、動き、衣装が自然に決まり、振り付け作業がスムーズに進みます。
- テーマを決めて観客に何を伝えたいのかを明確にする
- テーマに沿った曲、動き、衣装を選ぶ
- 選択肢を絞ることで迷いをなくし、効率よく作業を進める
これらのポイントを押さえて、効果的な振り付け作りを実践してください。