結果を出したいダンサーへのアドバイス

こんにちは!はっす→です!

ダンスが上達してくると「結果がほしい!」という気持ちに駆られることがあります。

  • バトルで勝ちたい
  • コンテストに入賞したい
  • ゲストダンサーとしてショーケースに出演したい

ダンスをやるからには、何かしらの成績を残したいという気持ちになります。特に周りのダンサーが次々と上達し、コンテストで入賞する話を聞くと、「何か結果を出さないと!」と焦ることもあるでしょう。

結果は大事。だけど…

「結果が大事」か「過程が大事」か。この議論はよくあります。どちらが大事でどちらが大事ではないという話ではなく、どちらもうまく両立させることが大切です。

例えば、コンテストに出たけれど負けてしまった場合、

  • 「負けた方が学ぶことが多い」
  • 「負けは財産になる」
  • 「今までやってきたことは決して無駄じゃない」
  • 「この気持ちはこれからのダンス人生の糧になる」

このような言葉が使われることが多いです。一度目は負けたけれど、これをきっかけに練習して最終的にはコンテストに勝って結果を残すこともあります。

たとえ結果が出なくても、結果が出るまでの練習で仲良くなったダンサーがいて、友達が増えた。友達が増えて、友達経由でイベント出演の話が出た。これは当初の結果は出ていませんが、過程の段階で別の結果につながっています。

何のために結果を残したいのか

結果を意識することは全然悪くないですし、モチベーションを保つためにも、どんどん結果を求めてダンスをやっていけば良いのです。「結果が欲しい!」と思うことは自然なことです。ただし、結果が全てではありません。

結果にこだわっていると感じたら、「なぜ結果がほしいのですか?」と自分に質問してみてください。

余談ですが、「就活でアピールするために結果を出したい」という考えはおすすめしません。成績を残すほどダンスをする時間があれば、そこそこダンスが踊れている程度で就活に専念した方が良いです。

  • 「趣味はダンスです。イベントに出たことがあります」
  • 「趣味はダンスです。コンテストに入賞しました」

採用する側としては、これらの差はあまり大きくありません。ただ「周りから良い目で見られたい」などの自己満足のために結果が欲しい場合は要注意です。結果を意識しすぎると結果が出ないことに焦る時期があります。結果を求めすぎるあまり、自分を見失うからです。

結果が出るには個人差があり、遅い速いがあります。なぜ結果が必要なのかを考えて、それを理解した上で粘り強く、焦らず、挑戦し続けることが重要です。

周りが結果を出し始めて焦る気持ちも理解できますが、焦ったところで何も良いものは生まれません。それを大前提においてダンスと自分に向き合い、踊り続けてほしいと思います。