ダンスの感性を磨く

こんにちは!

はっす→です!

ダンスはただ踊るのではなく「感性」も必要だとよく言われます。

感性とは何だ

よく感性を磨こうとは言われますが
では「感性」とは一体何なのでしょうか。

Googleで調べてみると

印象を受け入れる能力。感受性。また、感覚に伴う感情・衝動や欲望

このようにありました。

これを解釈すると、あなた自身で何かを発信するものではなく、
外から発するものを受け取る能力、
あなた自身のアンテナや器のようなイメージがあります。

外からくるものをキチンと受け取る、
キャッチすることができる器がなかったり
100%受け取りきることができなければ、
それは感性が足りないというのでしょうか。

しかし、一方で受け取らなくても良いこともたくさんあるかもしれません。

受け取った方が良いもの、受け取らなくても良いもの
そのどちらの良し悪いが判断できずに、
ただスルーしてしまうのが感性がないと言えそうです。

感性をダンスで置きかえると

これらを踏まえて、ダンスにおける「感性」は具体的にどういう事なのかを紹介します。

簡単にいうと、感性とはダンスを通じて周りが発信していることを受け取る力
それの良し悪しを判断する力が感性であると考えています。

例えば自分以外の人の踊りを見たとき、
何も感じないというのが感性がないと言われるかもしれません。

「ここの動きがよかった」
「ここのタイミングがよかった」
「ここの力の抜き加減が絶妙だった」
「今のタイミングはおかしかった」

このように、周りが発信しているものを見て、あなたなりにどう思うか、
どう感じるかをなるべく理解することをおすすめします。

自らの目で見た、聞いたものはあなたの経験となって残ります。
経験として残ったものは今後のダンスの参考になったり
知識となって活かすことができるからです。

1人のダンサーの全ての動きに対して
漏れなく感想を考えるのではなく
ただボーっと踊っているのを見るのではなく、
あなたはどう感じるかをしっかりと
認識しながらあなたの気持や考えをあなた自身が振り返って大切にすることが重要です。

感じるものが何もない

私の場合ですが、全く興味のないジャンルで踊っている人を
見ても何も感じないことがありました。

バレエをしているのを見ても

「いやあ、凄いなあ。。迫力があるなあ」

このような感想も一切なく、
ただ「動いているな」という程度のことしか感じることができませんでした。

このように何も感じることがない原因として「経験不足」があります。

何も知らないから、何が良いのかが分からないのです。

ダンスで何かを感じたいなら、最低限の知識と
あなた自身がダンスを通じて感じた経験が必要です。

例えば、あなたがダンスで感動させたいなら、
ダンスで感動した経験が必要です。

ダンスで喜ばしたいなら、あなたが喜んだ経験が必要です。

ダンスで笑わせたいなら、ダンスで笑った経験が必要です。

良い経験も悪い経験も、
経験が多い方が感性は豊かな方向に向かっていきます。

何年もたつと、一見は悪い経験と思っていたものも
見方を変えれば良い経験だと思えることもあります。

ダンスで感性を磨くためには、他のダンサーが発信していることを
感じてあなたなりの解釈をつけていくこと、
そしていろいろなダンスに触れていくことが大切になります。