誰も楽しんでいないレッスンには出るな

こんにちは!はっす→です!

私はダンス初心者向けのレッスンを開講していますが、インストラクターとして教えるだけでなく、自己研鑽のために他のスタジオのレッスンにも参加しています。難しいレッスンや超初心者向けのレッスンに出ることで、他のインストラクターの良い点を吸収したり、新しい曲を知ったりして自分のレッスンに活かしています。

しかし、先日出たレッスンではあまりにも参考にならず、この記事を通じて皆さんにも共有したいと思います。

インストラクターのやる気がない

レッスンの質はインストラクターのやる気や態度に大きく左右されます。生徒たちと楽しい時間を共有しようとする姿勢が大切です。しかし、先日受けたレッスンのインストラクターは、レッスン開始前から気だるそうな態度で、終始小さな声でボソボソと話すなどテンションが低く、やる気を感じませんでした。

本人がやっていない動きを生徒にやらせる

レッスンではストレッチもそこそこにアイソレーションと振り付けに移りましたが、インストラクターは「ここでステップをしたときに腕を出す」と言いながら、中途半端に腕を突き出すだけでした。その後、生徒が同じように踊ると「ここは思い切り腕を伸ばしてねー」と指示しましたが、最初から正しい見本を見せていれば、生徒たちは混乱せずに済んだはずです。

最後に曲に合わせて踊りましたが、曲調と振り付けが合わず、気持ちの悪いダンスとなってしまいました。レッスン中も生徒たちは笑顔にならず、重い雰囲気のまま終了しました。

何が悪いのか

このレッスンの反省点を挙げてみます。

  • 教え方が下手
  • 振り付けを適当に考えている
  • レッスンにやる気がない

まず、教え方が下手です。見本を見せるならしっかりと見本を見せなければ、生徒は正しい動きを理解できません。次に、曲調と振り付けが合っていない点です。例えば、R&Bの曲でPOPダンスを踊ったり、オールドスクールのHIPHOPでジャズHIPHOPを踊るなど、不自然さが目立ちました。初心者向けのレッスンだからといって、適当な曲や振り付けで手を抜いていることが分かりました。

最後に、レッスンにやる気がないことです。小さな声でボソボソと話していては生徒に伝わりませんし、気だるそうな態度は見ていて不愉快です。テンションを上げて生徒にレッスンを楽しませる気持ちを持たなければ、インストラクターとして失格です。

このようなインストラクターが存在する背景には、インストラクターの敷居が低くなったことがあります。私も今後、このような態度を取らないように常に気をつけてレッスンを行わなければならないと感じます。

まとめ

レッスンを受ける際には、インストラクターのやる気や態度に注目してください。楽しんでいないレッスンには参加する意味がありません。良いインストラクターは生徒に正しい動きを見せ、やる気を持ってレッスンを行い、曲調と振り付けを適切に組み合わせることで、生徒たちに充実した時間を提供します。私もインストラクターとして、このような良いレッスンを提供できるよう、常に努力していきます。