ダンス専門学校に通うときの注意点

はっす→です!

今までダンスが趣味だったけど、本格的にプロのダンサーとして活躍していきたい!このような熱い気持ちを持っている方へ、ダンスの専門学校はいつでもあなたを歓迎しています。

本日は、ダンスの専門学校に通う際の注意点とメリット・デメリットを紹介します。

注意点

ダンスの専門学校の講師は現役のダンサーが多いです。そのため、講師の入れ替わりが激しく、パンフレットに掲載されていた講師が今はもういなかったり、名前だけ在籍しているが来ることはないということがよくあります。年間のほとんどのレッスンが代講の講師によって行われる場合もあるので、必ずオープンキャンパスに参加して確認することをお勧めします。

ダンスの専門学校のメリット

ダンスの専門学校に通うメリットは以下の通りです。

  • さまざまなジャンルが学べる
  • 学校行事でイベントに出演する機会が多い
  • 学校行事以外のイベントの声がかかりやすい
  • プロダンサーが身近にいる

これらのメリットにより、プロのダンサーとして活動するために、専門学校に通わない人よりも大きなアドバンテージを得ることができます。ダンスの専門学校の生徒であれば、大人数のダンサーが必要なPVの撮影に声がかかることもあります。また、講師である現役のプロダンサーと仲良くなれば、イベント出演のチャンスやプロとして活躍するためのアドバイスを得ることも可能です。

ダンスの専門学校のデメリット

ダンスの専門学校に通うデメリットとして、「プロになれる保証がない」ことがあります。専門学校を首席で卒業しても、プロダンサーとして成功する保証はありません。例えば、首席で卒業した経歴を持つダンサーが小さなダンススタジオで安い給料でインストラクターをしていたが、スタジオが潰れてしまい、生活に苦しむケースもあります。
ダンスの専門学校は、ダンスをするための環境は整っていますが、最終的にプロで活躍できるかどうかは本人の努力次第です。専門学校に通わなくてもプロになる人はいますし、ダンスができる環境と正しい努力の積み重ね、人脈作りも同じくらい大切です。

さらに、ダンスの専門学校を卒業後にプロダンサーの道を諦めた場合、新しい就職先を探す必要があります。その際、「ダンスの専門学校卒業」という履歴が一般企業でどのように受け取られるかも考慮する必要があります。ダンスが認知されていない企業では「この人は専門学校で遊んでいたんだな」という印象を持たれる可能性もあります。

ダンスの専門学校はダンサーになるには良い環境ですが、ダンサー以外の将来も視野に入れると必ずしも良いことばかりではありません。学校を卒業して進路に迷ったとき、ダンスが好きだからプロダンサーになりたいという安易な決断を避けるためにも、プロダンサーの道が絶たれた場合のことも考えて進路を検討することをお勧めします。