相手にレベルを合わせる

こんにちは!

はっす→です!

ダンススクールの発表会やイベントで、たまに一人だけ妙に目立ってしまう人を見かけます。周りの人と比べてダンスのスキルが低かったり緊張したりして目立つのは仕方ありませんが、悪ノリしたり自分のスキルの高さを見せつけるような踊りをして目立つのは避けるべきです。

悪ノリするのは悪い?

イベントにもよりますが、スクールの発表会など舞台で悪ノリするのは良くないと考えています。その理由は、誰もそんなものを求めていないからです。

クラブのイベントなどで観客を盛り上げるために悪ノリしたり、普段は見せないスキルの高さを見せて盛り上げるのは良いでしょう。しかし、スクールの発表会で舞台を見に来るお客様は、だいたいが出演者の家族や友人です。つまり、大半がダンスに対して理解の浅い人たちです。

そんな中で舞台で悪ノリしても、本人は一瞬だけ目立って満足するかもしれませんが、観客からは「ああ、あいつ調子に乗っているな」と思われるだけです。一緒に踊っているメンバーの一人が自分の子供であった場合、悪ノリを見た家族はそのクラスで自分の子供が習っていることに良い印象を持ちません。

舞台で観客を巻き込んで盛り上げるほどの悪ノリができるのであればまだしも、ダンススクールの生徒レベルでは、まず舞台の観客を巻き込むほどの盛り上がりは難しいです。

周りにレベルを合わせる

自分のダンスのレベルが周囲と比べて高いなと感じたら、一緒に舞台やイベントで踊るときは周りにレベルを合わせる協調性を持ちましょう。自分のレベルの高さを一人だけが目立つように見せつけるのではなく、周囲に合わせて、全体のレベルが上がるように協力することが大切です。

例えば、本来の振り付けはこうだけど、少し腕の位置を変えたり、角度を変えるともっと見栄えが良くなる、少しタイミングをずらすと重みが出て良くなるなどの工夫があります。ダンスのスキルが上がると、いろいろなアレンジをしたくなりますし、それが自分だけができてオリジナルよりも見栄えが良くなると、ついやってみたくなるものです。

しかし、発表会という舞台ではそれを出さずに、周囲のメンバーと同じ振り付けを行いましょう。そして全体としての見栄えが良くなることを第一優先に考えます。

もし、もっと良くなるアレンジを思いついたら、発表会が終わってから自らイベントに出場し、自分の振り付けの中にアレンジを加えて思い切り見せつければ良いのです。

まとめ

ダンス発表会やイベントでは、自分一人が目立つことを避け、周囲と協調して全体のパフォーマンスを高めることが大切です。自分のスキルを見せつけるのではなく、チームとしての一体感を大切にすることで、観客に感動を与えられる素晴らしいパフォーマンスが実現します。